地域情報紙わがまちまごめでも呼びかけておりましたが、前回に
続き「投句箱」が本部テント前に設置され、たくさんの俳句が投
稿されました。
そこで、今回も関係各位のご了解をいただき、入賞作品のご紹介
をさせていただきます。
なお、 [馬込特別出張所のウェブサイト] に公開される予定でし
たため、当サイトではそれを待っての掲載としました。
なお、これらの俳句は平成19年6月1日発行の「地域情報紙わがま
ちまごめ」第64号にも掲載されます。
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■選者の句
鈴木章和(NHK学園俳句講座専任講師・「翡翠(かわせみ)」主宰)
白足袋の映えたるさくらまつりかな
しろたびの はえたる さくらまつりかな
鈴木章和
■特 選
太鼓鳴る ごとに桜の 盛りあがる
たいこなる ごとにさくらの もりあがる
中馬込二丁目在住
■馬込文士村大桜まつり実行委員長賞
文士村の ほこりに思う 桜かな
ぶんしむらの ほこりにおもう さくらかな
南馬込三丁目在住
■馬込特別出張所長賞
第一歩ソメイヨシノと歩きだす
だいいっぽ そめいよしのと あるきだす
馬込東中 3年生
■入 選
さくらまうないているひとわらうひと
さくらまう ないているひと わらうひと
馬込東中 2年生
舞い上がる桜と共に思い出も
まいあがる さくらとともに おもいでも
馬込東中 2年生
あのころと変わらぬままの花と道
あのころと かわらぬままの はなとみち
馬込東中 2年生
桜舞う別れの中に出会いあり
さくらまう わかれのなかに であいあり
馬込東中 3年生
両袖をぐいと広げた桜かな
りょうそでを ぐいとひろげた さくらかな
大森北四丁目在住
春雷のあとの晴れたるまつりかな
しゅんらいの あとのはれたる まつりかな
中馬込三丁目在住
花のもと文士の村の野点かな
はなのもと ぶんしのむらの のだてかな
中央七丁目在住
身の内を抜けて桜の散り行ける
みのうちを ぬけてさくらの ちりゆける
横浜市磯子区在住
踊り衆に花降りかかる馬込かな
おどりしゅうに はなふりかかる まごめかな
横浜市神奈川区在住
まるい目の姉妹揃ひし花の宴
まるいめの しまいそろいし はなのえん
南馬込四丁目在住
花添えてかばんにそっとラブレター
はなそえて かばんにそっと らぶれたー
郡上市明宝在住
桜咲き新たな目標たててみる
さくらさき あらたなもくひょう 立ててみる
南馬込四丁目在住
我が幸に例えて拾う花吹雪
わがさちに たとえてひろう はなふぶき
上池台五丁目在住
文士村行ったり来たり花の雲
ぶんしむら いったりきたり はなのくも
横浜市磯子区在住
踊り子と桜舞いちる文士村
おどりこと さくらまいちる ぶんしむら
大垣市在住
どこまでも桜並木のあるごとく
どこまでも さくらなみきの あるごとく
松戸市在住
花まつり桜まつりの花ふぶき
はなまつり さくらまつりの はなふぶき
南馬込五丁目在住
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